COCOブログ

2023.05.25更新

「マウスピース矯正中は好きな飲み物を飲んでもいいの?」と疑問に感じたことはありませんか?
マウスピース矯正はワイヤー矯正よりも虫歯や歯周病のリスクが低く、飲食時のトラブルもおこりにくいといわれていますが、飲み物の摂り方を間違えると、一気にトラブルが発生する可能性があるため、気をつけなくてはいけません。

飲み物

マウスピースに飲み物はどう影響する?
取り外しが可能で自由度が高いマウスピース矯正ですが、装置をつけたまま飲んでいい飲み物と、ダメな飲み物が存在します。
おこるトラブルのなかには、取り返しのつかないケースもあるため、気をつけなくてはいけません。
ダメな飲み物を飲んだ場合におこり得るトラブルは以下のとおりです。

マウスピースが着色してしまう恐れがある
マウスピースを装着したまま色の濃い飲み物を飲むと、マウスピースに色がついてしまう恐れがあります。
装置に着色がおこっても、歯の動きには支障はありません。
しかし、マウスピース矯正は1日20時間以上装着する必要があるため、着色した状態では周囲に清潔感のない印象を与える可能性があります。
色の濃い飲み物を飲むときはかならずマウスピースを外し、飲んだ後は一度水でお口をゆすぐ、もしくは食べ物を一緒に摂取した場合は歯磨きをしてから、マウスピースを再び装着するようにしてください。

マウスピースが変形する原因になる
マウスピースを装着したまま温度の高い飲み物を飲むと、マウスピースが変形してしまう可能性があります。熱いものを口にしがちな冬場はとくに気をつけなくてはいけません。
一度変形したマウスピースはもとには戻らないため、作り直しが必要です。
マウスピースの作り直しはワイヤー矯正とは違い数週間かかることから、歯が後戻りしやすく、治療期間が伸びる傾向にあります。
追加料金がかかってしまうケースもあるため、十分に気をつけてください。
たとえ水であっても、熱いのはNGです。

虫歯や歯周病の発生につながる
マウスピースを装着したまま糖を含む飲み物を飲むと、マウスピースと歯のすき間に水分が入り込み、虫歯や歯周病の発生につながります。
マウスピースをしていると歯の表面が唾液につかないため、唾液のもつ抗菌作用や再石灰化作用などの効果を得ることができません。一気に虫歯や歯周病のリスクが上がる可能性があります。
糖の入った飲み物を飲んだ後にマウスピースをつけたままうがいをしても、すき間に入り込んだ水分をゼロにすることはできないので、一度外してお口とマウスピースを洗わなくてはいけません。

マウスピースを装着したままでもOKな飲み物
水や炭酸水であれば、マウスピースを装着したままでも飲むことができます。
注意すべきことは、透明であれば何でもいいというわけではなく、糖が入っていないものでなければいけません。
甘い炭酸水はNGですので、商品をしっかりチェックしてから飲むようにしてください。原材料名に「糖類」や「果糖ブドウ糖液糖」などの記載がある場合は、糖分が使われているため注意が必要です。
また、柑橘系のフレーバーが含まれるものは、酸性度が高くい場合があり虫歯の原因になる場合があるため、装着時に過剰な摂取接種は避けるのが無難です。

マウスピースを装着したままだとNGな飲み物
基本的に水以外は避けた方がいいですが、とくに避けるべき飲み物を以下にまとめました。
飲みたくなったときはかならずマウスピースを外し、飲み終わった後にお口をゆすいでリセットすることも忘れないようにしてください。
色の濃い飲み物
コーヒー、紅茶、コーラ、濃いお茶、赤ワイン、黒ビールなど
コーヒーやお茶に含まれている「タンニン」や「ポリフェノール」がマウスピースに着色してしまいます。
熱い飲み物
ホットコーヒー、ホットミルク、ホットココア、白湯、ホットワインなど
概ね60度を超える飲み物はマウスピースを変形させる可能性がありますので、注意しましょう。
糖分が多く甘い飲み物
甘い炭酸水、スポーツドリンク、フルーツジュース、野菜ジュース、乳製品飲料など
マウスピースの中に糖分が停滞し、虫歯の原因になりますので注意しましょう。
スポーツドリンクの中には、クエン酸やアミノ酸といった酸性原料が含まれていることも多く、こちらも虫歯の原因となります。そのため、運動時の水分補給は水で行うことが無難です。

マウスピース矯正中でも、装置を外していれば何でも飲んでOK?
マウスピースを外している状態であれば、基本的には何を飲んで頂いても大丈夫です。
ただし、飲む間隔が短かすぎたり、ダラダラと時間をかけた飲み方は、お口のなかの菌が活性化する酸性の状態を維持しやすいため、おすすめできません。
また、マウスピースを外している時間も結果的に長くなり、後戻りにもつながります。
サッと飲み終わってお口のなかをきれいにし、マウスピースを装着するようにしましょう。

投稿者: COCO DENTAL CLINIC

2023.05.18更新

矯正中にタバコを吸うと起こるリスク
では、矯正治療中になぜタバコが良くないのか、リスクやデメリットなど理由をご案内します。

タバコ

マウスピース矯正中にタバコを吸うとどうなるか
マウスピースを装着したままタバコを吸うと、ヤニやタールがマウスピースに付き、変色を起こします。そのため、周囲にわかりにくいインビザライン矯正なのに、着色で装置が目立つことになります。それ以外にも喫煙によりいくつかデメリットがあります。

・喫煙習慣のない人と比較して、歯の動きが遅くなる
・煙草を吸う度に歯磨きを行う人でなければ、口腔内はヤニで汚れているため、マウスピースに着色が付きやすい環境になる

喫煙は血液の流れを悪くする作用があります。口腔内に多く血管は巡っており、煙草により歯肉の血管が収縮すると、しっかりと血液が流れず代謝が悪くなります。歯列矯正には、骨の移動が必要であるため、骨を造るためには、栄養や酸素を運ぶ血液が必要です。このことから矯正治療を考えられる際には、禁煙をおすすめします。

タバコが口腔内に及ぼす影響
唾液の分泌が減るため、口臭が起こりやすい
血流が悪くなるため、歯周病になりやすい
ヤニが歯の表面に付着することで、虫歯になりやすい
舌がんなどのリスクが高くなる
周囲の方に受動喫煙をさせてしまう

電子タバコや加熱式タバコならインビザライン中でもOK?
紙タバコではなく、電子タバコや加熱式タバコならば問題ないのではと思われるかもしれません。電子タバコで有名なのはVAPE、加熱式タバコで有名なのはIQOSでしょう。飲食店の一部の店舗で、紙タバコはNGだが、加熱式タバコはOKなどの表記を見かけることがあります。電子タバコと加熱式タバコの違いはどのようなものでしょうか。

電子タバコ
たばこ葉を使用しないリキッドを加熱しその蒸気を吸入するため、ニコチンは含有されていない

加熱式タバコ
タバコ葉を刻んだものを加熱した蒸気を吸入するため、ニコチンを含有している

電子タバコはニコチンを含んでいないから良いのではと思われがちですが、比較的新しいものであるため、健康上の影響がまだわからないという不安があります。そのため、紙タバコではないから大丈夫とは言い切れません。

投稿者: COCO DENTAL CLINIC

2023.05.11更新

インビザライン矯正に用いるマウスピースは、歯に力をかけるための固さがありながら、着脱時や装着時に必要な柔軟性をあわせもっている、高機能素材です。今回は、マウスピースの素材について、詳しくご紹介させて頂きます。

インビザライン

インビザライン・マウスピースの素材
インビザライン矯正に用いるマウスピースは、ポリウレタン製の厚さ0.5ミリの素材で出来ています。 インビザラインでは、治療計画の歯並びにあわせて作成されたマウスピースを、通常2週間ごとに交換して、毎回0.25ミリずつ歯を移動させて行きます。
米国でインビザラインの発売が開始された1996年から、このマウスピースの素材の変更はありませんでしたが、2013年2月から革新的な新素材「スマートトラック」が導入されました。
新素材のスマートトラックは、従来のマウスピース素材に比べて高い弾性を持ち、より持続的かつ密着して歯に力を加えることで、歯を移動させるコントロール力を高めます。さらに、患者様にとって、より快適な装着感や、より目立たない優れた審美性のメリットがあります。

マウスピース新素材「スマートトラック」の特徴
◆より持続的な力
スマートトラック新素材は、2週間のマウスピース装着期間を通じて、持続的に歯に力を与え続けます。

◆より正確にフィット
柔軟な新素材のマウスピースが、歯の形、アタッチメントおよび歯間空隙により正確に密着するため、治療計画に沿った歯の移動を実現します。

◆より快適な装着感
柔軟な新素材が、より快適な装着感を実現し、マウスピースの取り外しが容易になります。

◆より目立たない審美性
新素材は、従来よりも透明度が高いため、インビザラインのマウスピースはさらに目立たなくなり、審美性にも優れています。

スマートトラック新素材は、8年以上の研究期間をかけて開発されました。インビザライン・クリンチェック治療計画の向上や、アタッチメントなど、インビザライン独自の機能の導入と、今回のマウスピース素材の進化によって、インビザライン治療の予測実現性がさらに高まり、インビザラインで治療することができる患者様の範囲が広がることが期待できます。
インビザラインを提供するアライン社の調査では、1,015名の患者様に対してスマートトラック新素材のパイロット調査を実施したところ、歯を移動させるコントロール力が著しく向上する結果が得られたとの報告があります。
マウスピースは、患者様一人ひとりに合わせて特別に作成されるものなので、矯正相談の際に、実際にはめてお試し頂く事が出来ないのが、とても残念ですが、実際に矯正治療をスタートされた患者様には、より快適になった新素材のマウスピースをお使い頂くことができます。

投稿者: COCO DENTAL CLINIC

2023.04.27更新

やかん

インビザラインのマウスピースで気をつけたいのは変形です。熱湯で消毒してしまうと変形することもあります。変形によって、マウスピースが装着できなくなると困りますよね。今回は、マウスピースの変形と原因となる「熱」についてお伝えします。

60度以上は要注意ライン、マウスピースの変形の原因
インビザラインのマウスピースは熱に弱く、温度の高いものは大敵です。でも、「何度が熱いかなんて人それぞれじゃない?」と思いますよね。
実際の目安として「体温より高いものは変形の原因になる」と言われています。60度を超えると要注意ライン。寒い季節にやりがちなインビザラインのNG行動は、熱いお湯を直接かけて洗うこと。マウスピースが変形してしまうとぴったりと装着できず、装置を再作成しなければならなくなります。
もし、マウスピースが変形した場合はどのように対処するとよいのでしょうか。

変形してしまったらまずは歯科医院に連絡を
マウスピースが変形してしまった場合、まずは矯正歯科医院に連絡をしましょう。治療計画にずれが生じることもあるので、必ず矯正歯科医師の指示を仰いでください。
矯正歯科医院に連絡を入れたあとは、1つ前のマウスピースを使用しておいてください。ただし、これは矯正治療中の歯が予定外に移動するのを防ぐための応急処置です。合わないマウスピースを長期間装着したまま、あるいは何もつけない時間が長いと計画どおりの歯並びになりません。

日常でのマウスピースの変形を防ぐには
先述のとおり、マウスピースの変形の大敵は「熱」です。マウスピースの変形を招かないためにも、お手入れは水かぬるま湯で行ってください。水と歯ブラシで丁寧に汚れを落としましょう。
また、飲食時にマウスピースを装着したままだと、変形のほかに着色の原因にもなります。さらにマウスピースに汚れが溜まっていると虫歯や口臭が生じることもあるため飲食後は歯を磨くと同時にマウスピースも洗浄して清潔に保ちましょう。
矯正歯科医院によっては、マウスピースの洗浄剤を取り扱ってるところもあります。手軽さのほかに、変形を防ぎ清潔さを保つことができるメリットがあります。

投稿者: COCO DENTAL CLINIC

2023.04.20更新

親知らず

親知らずは必ず抜歯したほうがいいの?
矯正治療とは別に考えた場合、親知らずは必ずしも抜歯しなければいないわけではありません。例えば、しっかりと真っ直ぐ生えていて、上下の親知らずが噛み合って機能している場合は抜歯する必要はありません。
しかし、親知らずは生えてくるスペースが足りないなどの理由で、斜めに生えてきたり、半分だけ生えてくる場合があり、汚れが溜まりやすいトラブルを起こしがちです。炎症を繰り返すような場合は、積極的に抜歯を検討したほうがよいでしょう。
また、虫歯や歯周病になっても、治療器具が十分に届かないなどの理由で、しっかりと治療ができない場合があります。そのような場合も、抜歯を検討したほうよいことがあります。

インビザライン治療で親知らずを抜歯するメリット
親知らずがあると歯を後方に移動するのが難しいため、矯正治療の邪魔になることが多くなります。矯正治療中の親知らずの抜歯は、基本的にメリットが多いといえます。
インビザライン治療で親知らずを抜歯するメリットは、次の3つです。
・歯を動かすスペースが増え、歯がきれいに並びやすくなる
・矯正後、歯並びのよい状態を維持しやすくなる
・虫歯になり矯正が中断するリスクを減らせる
インビザライン治療中に、歯をスムーズに動かすだけでなく、治療後の歯並びを維持しやすくなるのもメリットの一つです。抜歯をせずに歯並びを整えたとしても、親知らずが残ったままだと、横の歯を押してしまうため、歯並びが後戻りしやすい傾向になるといえます。

インビザライン治療で親知らずを抜歯するデメリット
歯並びを整えるのに、親知らずは邪魔になることが多く、抜歯するのに大きなデメリットはありません。
ただし「親知らずの抜歯」自体が外科処置のため、多少のリスクが伴います。リスクに対してしっかり納得してから施術を受けるようにしましょう。
親知らずの抜歯におけるリスク
親知らずの抜歯におけるリスクは、以下の5つです。
・術後に腫れや痛みが起こることがある
・顔に内出血が起こることがある
・うまく蓋ができないと、ドライソケットと呼ばれる顎骨が露出し感染を起こした状態になり、痛みが長引くことがある
・下の親知らずの場合、術後に顎が開けづらくなることがある
・下の顎の骨の中を通り太い神経を傷つけてしまうと、術後に麻痺が起こる可能性がある
このように、親知らずの抜歯自体にリスクがあります。
ただし、すべての治療にはリスクが必ずあるものです。事前にしっかりと説明を受けて、納得したうえで治療を受けるようにしましょう。例えば、リスクが高いと歯科医師が判断した場合には、より安全に施術をするため、総合病院などにある口腔外科での抜歯を勧める場合もあります。このような場合は、リスクを減らすためにも口腔外科で抜歯をしたほうがよいでしょう。

インビザライン治療で親知らずの抜歯が必要なケース
これまで説明してきたように、スムーズにきれいな歯並びを作っていくためには、親知らずは抜歯をしたほうがよいと判断されることが多いです。歯並びの凸凹が大きい場合には、親知らずを抜歯したほうがスムーズに矯正治療が進むでしょう。特に次のような場合は、親知らずの存在が歯並びやお口の中全体にとって悪影響を与えている可能性があるため、積極的に抜歯を検討したほうがよいでしょう。
インビザライン治療で親知らずの抜歯が必要なケースは、以下の4つです。
・ほかの歯を圧迫している場合
・噛み合わせに悪影響を与えている場合
・虫歯になっている場合
・痛みや腫れが繰り返し起こる場合
ほかの歯を押したり圧迫していたり、噛み合わせに悪影響を与えている場合は、直接的に親知らずが歯並びに影響を与えていると考えられます。抜歯をしてからインビザライン治療を進めたほうがよいでしょう。
また、虫歯になっている場合や、痛みや腫れを繰り返している場合は、今後も親知らずによるとトラブルが続くことが考えられます。せっかく矯正治療をしても虫歯や歯周病でボロボロになってしまっては意味がなく、親知らず以外の歯の健康にも悪影響を及ぼします。早めに抜歯を検討するのがよいでしょう。

インビザライン治療で親知らずの抜歯が不要なケース
インビザライン治療で親知らずの抜歯が不要なケースは、以下の3つです。

奥歯を後方に動かす必要がない歯並び
親知らずが生えていると、奥歯を後方に動かすことが難しくなります。
奥歯を後方に動かす必要がなく、親知らずが真っ直ぐ生えていてトラブルのもとになっていない場合には、親知らずを抜歯する必要はありません。

IPRで対応できる歯並び
IPRとは、ディスキングといわれる施術方法で、隣り合う歯との接触面を削って、歯と歯の間にすき間を作る処置です。エナメル質のみを削るため、しみたりすることはありません。
歯並びの凸凹の程度がIPRで対応できるのであれば、無理に抜歯をする必要はありません。

親知らずの根っこができていない場合
親知らずの根っこができておらず、埋まったままの状態の方もいるでしょう。このような場合は、抜歯をせずにそのまま治療を進めてしまうことがあります。
今後、悪影響を及ぼす可能性があるかを考慮したうえで、抜歯が必要かどうかを判断します。

投稿者: COCO DENTAL CLINIC

2023.04.13更新

インビザライン

インビザライン矯正に用いるアライナー(マウスピース)は、患者さんそれぞれの歯列に適した形状に設計、製作されています。ですからアライナーを“装着できない“ということはまずありません。しかし装着の方法や治療経過によっては、アライナーが浮くことがあります。

インビザラインが浮く原因とは
原因1:完全にフィットする形には作られていない
インビザラインのアライナーは、乱れた歯並びを少しずつ移動するために装着するものです。矯正力を働かせる前提で設計されているため、あえて歯列にぴったり合わせていない部分があります。つまり、ぴったり合わせていない部分があるために、適切な方法でしっかりと装着しないと“浮く”という現象が起こります。
これに比べ、歯を外力から守るために装着する装置や、矯正治療後に装着する戻り止めの装置(リテーナー)は、歯列と全く同じ形のマウスピースとなっていて、これらは装着しても歯は移動しません。

原因2:治療経過に乱れが生じている
インビザラインは、アライナーを毎日20時間以上装着しなければ計画通りに歯を移動できません。治療経過の乱れ(実際の歯の移動と、想定された歯の移動のズレ)が生じれば、次のアライナーに交換しても、しっかり装着することができなくなります。その結果、インビザラインのアライナーが浮くことがあります。

原因3:アライナーの番号を間違えている
インビザラインのアライナーには、ステージごとに番号がふられています。当然ではありますが、順番通りにアライナーを交換していかないと、歯列に装着することは困難となります。
インビザラインが浮く場合は、アライナーの番号を一度確認してみましょう。

原因4:アライナーの形状に問題がある
アライナーの形状に初めから不具合があったり、取り扱いを誤って変形させてしまったりすると、インビザラインが浮く原因となります。
なお、今まで入っていたアライナーが突然入らなくなった場合は、ほぼこの変形が原因です。
前後の番号のアライナーと比較して、形状に異常がないか確認しましょう。

原因5:アライナーチューイーの使用が不十分
インビザラインのアライナーをしっかりと装着するためには、アライナーチューイーと呼ばれるシリコン素材の補助器具を用いる必要があります。この器具の使用が不十分だと、アライナーが歯列の奥までしっかり入り込まず、浮いてしまうことがあります。

インビザラインで前歯部分が浮く原因
インビザラインの装着時に、前歯部分が浮くケースでは、アタッチメントを付けることで改善できることが多いです。前歯の部分が“実際に浮いている”のか、“浮いているように感じる”だけなのかによっても対処が異なりますので、一度担当医に相談しましょう。

インビザラインで奥歯部分が浮く原因
インビザラインで奥歯の部分が浮いている場合は、アライナーや治療経過に不具合が生じている可能性も考えられます。そのまま使用を継続するのではなく、担当医に相談しましょう。

インビザラインで1歯分だけ浮く原因
インビザラインで1歯分だけが“浮いている”のであれば、その歯とアライナー該当部分に不調和が生じているかもしれません。これは特に前から2本目3本目あたりの歯に起こることがあります。

インビザラインで根元が浮く(広がる)原因
インビザラインで歯の根元が浮く原因は、様々です。アライナーが根元まで入り込んでいないので、上述した5つの原因を検討してみましょう。

インビザラインで一部が浮く感じのする原因
インビザラインで前歯部や臼歯部など、歯列内の一部が浮く感じがする場合も複数の原因が考えられます。アライナーの装着時間、交換時期、変形、アライナーチューイー使用法など、心当たりのある点を改めて確認しましょう。

投稿者: COCO DENTAL CLINIC

2023.03.29更新

歯並び

マウスピース矯正で顔は変わる?
マウスピース矯正は、透明なマウスピースをつけて歯並びと噛み合わせを整える矯正方法です。マウスピースは薄いため、装着しても顔つきが変化することはありません。しかし、歯並びと噛み合わせが整うと、次第に以下のように顔つきの変化が起こることがあります。
・口が閉じられるようになる
・エラが引っ込む
・横顔のバランスが整う

口が閉じられるようになる
口が閉じられるようになるのは、マウスピース矯正によって出っ歯が改善すると起こり得る顔の変化です。
出っ歯は口を閉じようとしても前歯が邪魔になって唇が引っ掛かってしまい、うまく閉じられず、常にぽかんと口が開いた状態になることがあります。マウスピース矯正によって出っ歯が引っ込むと、口が閉じられるようになり、口元の印象が改善します。

エラが引っ込む
いわゆる「エラが張った状態」は、骨格に原因があるケースもあれば、エラの部分にある「咬筋」が過度に発達しているケースもあります。
咬筋が過度に発達してしまう原因の一つとして、歯ぎしりがあります。そして歯ぎしりの原因の1つが、歯並びが乱れていることによる噛み合わせの悪さです。
この場合、マウスピース矯正で噛み合わせが整うと歯ぎしりが減り、咬筋への負担も軽減。結果、咬筋の過度な発達がなくなり、エラが引っ込むことがあります。

横顔のバランスが整う
マウスピース矯正によって出っ歯が改善すると起こりやすい顔の変化です。出っ歯が引っ込み口元の突出がなくなると、横顔のバランスが整います。横顔の美しさの指標として「Eライン」というものがあります。Eラインとは鼻先とあご先をつないだラインで、口先がこのラインの内側、あるいはライン上にある状態が美しい横顔だとされています。
マウスピース矯正によって出っ歯が改善されるとEラインが整い、横顔が美しくなることがあります。

マウスピース矯正で変化が見込めない部分
目の大きさや鼻の形
ここまでで紹介したのは、あくまでも可能性として考えられるマウスピース歯科矯正後の顔の変化です。注意してほしいのが、マウスピース矯正やワイヤー矯正といった歯科矯正はあくまでも口腔内にアプローチするものだということ。
噛み合わせが整い顔のバランスが整う、といった副次的な効果はあるかもしれませんが、「目が大きくなる」「鼻の形が変わる」といった劇的な顔つきの変化は起こりません。

歯の大きさ
歯の大きさを変えることは、マウスピース矯正のみならず歯科矯正では難しいです。ただし、歯並びの悪さによって相対的に歯が大きく、または小さく見えている場合、歯並びが整うことで歯の大きさも整って見えることがあります。
たとえば下の写真のような症例の場合、矯正前は一番前の歯と二番目の歯とのガタつきが大きく、一番前の歯が相対的に大きく見える原因になっていました。矯正後はガタつきが改善されるとともに、一番前の歯が相対的に大きく見えることも改善されました。

マウスピース矯正による顔の変化でよくある疑問
マウスピース矯正による顔の変化に関して、よくある質問を紹介します。

顔が長く見える?
マウスピースの厚みによって、鼻の下の縦のくぼみ(人中)が伸びて顔が長くなったように感じることがあります。しかし、マウスピースの厚みは0.5mm程度と非常に薄く、顔が長くなるような変化をもたらすことはありません。初めはマウスピースをつけることで唇が引っかかる感じや人中が伸びるような感覚があるかもしれませんが、つけ始めて2〜3週間程度で慣れてきます。

歯並びが整うと顔がたるむ?
出っ歯の場合、突出した歯によって頬の皮膚が引っ張られていることも多く、歯並びが整うと頬の皮膚も下がってたるんで見えることがあります。しかし、マウスピース矯正によって皮膚の状態が変化することはありません。

ほうれい線が濃くなるって本当?
マウスピース矯正によってほうれい線が濃くなることはありません。しかし、出っ歯で皮膚が引っ張られていた場合は、歯並びが整うと皮膚が本来の位置に戻るので、ほうれい線が濃くなったように感じることがあります。
歯科矯正治療においては、自分が理想とする歯並びと、ドクターが理想とする歯並びをしっかりすり合わせることが大切です。「顔が変わってこんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも、カウンセリングでしっかりドクターとコミュニケーションをとりましょう。

投稿者: COCO DENTAL CLINIC

2023.03.22更新

大人と子供の歯や歯並びは何が違う?

歯並び

歯の本数の違い
大人と子どもの歯の本数が違います。歯が多い過剰歯や歯が少ない欠損歯などのケースを除き、通常ならば
大人は上下合わせて28本(親知らずは除く)
子供は上下合わせて20本
お子さんのあごは大変小さいため、大人と同じ本数の歯を生やすスペースはないとご想像いただけるでしょう。

永久歯と乳歯の違い
歯の本数以外の違いは、大人は永久歯・子供は乳歯の違いです。永久歯の歯の根(歯根)はしっかりと深くあごの骨に生えています。対して、乳歯は歯根が浅く、年齢によっては、あごの骨の中に生えよう(萌出)と眠っている永久歯がある状態です。
赤ちゃんに初めての乳歯が生えるのが生後6ヶ月頃です。それから徐々に乳歯が生え、個人差はありますが、2~3歳を迎えるころには乳歯が生え揃い、歯並びが完成します。永久歯が生える時期については、後ほどご案内いたします。

歯並びが並び過ぎていると何が起きる?
子供の前歯と前歯の間が空いていると心配される方もいらっしゃいます。すきっ歯(空隙歯列・正中離開)ではないかと気にされる保護者様も多いですが、隙間がない方が問題です。
乳歯が隙間なく並ぶお子さんの場合、永久歯になると更に8本多く歯を並べなければなりません。あごの骨もお子さんの成長につれ発達しますが、8本分もあごを広くするのは難しいです。そのため、歯がきれいに並びきらずに、歯並びが悪い・ガタガタ・デコボコしている(叢生)不正咬合になります。

子供の歯並びはいつ決まる?
子供の歯並びが決まるのはおおよそ6歳までです。6歳前後から永久歯が生えてきます。乳歯と永久歯が混じり合っている混合歯列期が6歳頃から12歳頃までの長い時間続き、一般的には12~13歳頃になると永久歯のみの歯列になります。
また、上あごと下あごも成長する時期が異なります。上あごはおおよそ11歳まで、下あごは18歳までですので、大人になってからあごを広げるのはかなり難しいです。子供のうちから、固い食べ物を噛んで歯やあごをしっかりと使い、あごの成長を促進させましょう。

子供の歯並びを悪くしないための注意点
子供の歯並びを悪くする原因を挙げます。これらに注意しておけば、子供の歯並びを更に悪くしないようにできます。

日常生活における癖
悪いクセは早めに治しておきましょう。指や舌、もしくは頬の外側からの力を毎日かけ続けていると、歯は動いてしまいます。
出っ歯(上顎前突)・受け口(反対咬合)・奥歯を噛み合わせると前歯が閉じられない(開咬)・八重歯や歯のデコボコ(叢生)・噛み合わせが深い(過蓋咬合)などの不正咬合を防ぐためにも、クセは気づいたら保護者様が声をかけてあげましょう。
受け口は幼少期から早めに治療を行った方が良い不正咬合です

生え変わりの時期が違う
半年以上も早く最初に生えない位置の歯が抜けてしまうと、歯並びが大きく変わります。歯の生え方には何パターンかの順番がありますが、一般的な例をご紹介します。
・下顎奥歯の第一大臼歯(6歳臼歯)
・上顎奥歯の第一大臼歯
・下顎前歯の中切歯・側切歯
・上顎前歯の中切歯・側切歯
・下顎第一小臼歯・犬歯
・上顎第一小臼歯・犬歯
・下顎第二小臼歯・第二大臼歯
・上顎第二小臼歯・第二大臼歯
・第三大臼歯
あくまでこれらは目安です。歯の生え方が異なる気がする場合は、歯科医師やスタッフへ確認しましょう。

乳歯の虫歯治療をせず放置してしまう
すぐに生え変わるからと乳歯の虫歯を放置するのは問題です。子供の歯は大人と比べて、エナメル質や象牙質が薄いため、むし歯の進行が早いという特徴があります。虫歯を放置して重症になれば、歯が抜けます。そのため、歯が生える順番が前後するなど悪い歯並びのリスクを高めてしまいます。
乳歯の下に埋まっている永久歯が感染してしまうと、健康ではない歯質の状態で生えるため、きちんと治療をしてもらいましょう。

投稿者: COCO DENTAL CLINIC

2023.03.15更新

歯並び

歯並びが悪い原因
歯並びが悪い原因は遺伝的なものや、普段の生活のクセなどさまざまあります。遺伝の場合、両親のどちらかのあごの大きさや歯の大きさ、歯並びなどが影響する場合があります。特に受け口(反対咬合)は、遺伝的要素が強いと言われています。
また、歯並びが悪くなるような生活習慣がクセになっている人は、成長過程や成人してから歯並びが悪くなることもあります。

あごが小さい
あごが小さいと、すべての歯がきれいに並ぶスペースがなくなるため、歯並びが悪くなる場合があります。もともと欧米人に比べて日本人は骨格が小さいうえ、食生活で柔らかいものを食べる習慣が増えてきたことも相まって、あごが小さい人が増えてきています。
そのため歯が重なって生えたり、八重歯ができたりします。

虫歯がある
虫歯があると歯並びが悪くなることがあります。歯の痛みがあり反対側の歯だけでものを噛んだり、歯を抜いたまま治療せずに放置しておいたために、抜けた歯の周辺の歯がずれて歯並びが変わってしまったり、噛み合わせが悪くなることもあります。
また、歯周病も歯並びに影響します。歯周病が進行すると歯を支える骨が脆くなります。さらに日々の咀嚼で力が加わると歯の位置がずれたり歯並びが悪くなる場合があります。

食べ方のクセ
食べ方にクセがあると、顔の歪みの原因になります。常に片方の奥歯だけで咀嚼すると、片側だけ圧力がかかり左右のバランスが崩れ、顔の歪みに繋がります。また特定の歯だけ消耗するので、噛み合わせや歯並びにも影響します。
頬杖をつく
頬杖をつくクセがあると、歯並びが悪くなったり顎関節症になったりします。無意識で行っている場合も多いので気をつけてみてください。

舌で歯を押す
舌で歯を長期に渡って押していると歯並びに影響します。毎日無意識に行っていると歯が動いてしまいます。
指しゃぶりや爪を噛む
赤ちゃんや幼児期の指しゃぶりもあごの形や歯並びを悪くします。出っ歯や奥歯が噛み合っても前歯が噛み合わなくなる「開口」の症状が出る可能性があります。また爪を噛むクセがあると前歯が削れたり歯がずれたりすることもあります。
指しゃぶりのクセがついてしまったら、歯並びに与える悪影響を考えてなるべく早く治す必要があります。

歯並びの悪さが与える悪影響

悪影響
歯並びが悪いと見た目の印象だけではなく、話し方や頭痛、肩こり、自律神経のバランスなど体にさまざまな悪影響が出る場合があります。慢性的な不調は、実は歯並びが原因かもしれません。

滑舌が悪くなる
歯並びが悪いと、噛み合わせに隙間ができることがあるため、話すときに息が抜けやすくなります。滑舌が悪くなり、話す際に上手く発音ができないことがあります。
出っ歯や受け口、前歯の噛み合わせに隙間がある開口、歯の間に隙間ができる歯間空隙(すきっ歯)などの歯並びは、話し方に影響が出やすいと言われています。

虫歯や歯周病になりやすくなる
歯並びが悪いと、歯磨きをしても歯ブラシが隅々まで届かず磨き残しが多くなります。歯間ブラシやフロス がうまく通らない場合もあり、虫歯や歯周病になりやすくなります。
また、食べかすや歯垢が残ると細菌が発生して口臭の原因になることもあります。

肩こりや頭痛が起こる
歯並びが悪く噛み合わせがぴったりしていないと、食べ物をしっかり噛むことができません。あごに負担がかかることであごや首回りの筋肉が緊張し、肩こりや頭痛の原因になる場合があります。
肩こりや頭痛のような慢性的な痛みは歯並びから来ているケースも少なくありません。

顎関節症になる場合も
噛み合わせが悪いと咀嚼する力も弱くなります。バランスよく左右の歯を使って噛めないため、特定の歯に負担がかかります。あごの関節にも負担がかかり、顎関節症になることがあります。
顎関節症は、口を大きく開けたり咀嚼するなどあごを動かすときに、あごの関節に痛みを感じたり、関節が動かすときにカクカクと音が鳴ったりする症状のことです。食事をする時など日常的な動作に支障が出る可能性があります。

歯並びが悪いと精神的な負担も
歯並びが悪いとストレスになる場合があります。毎日顔を洗ったり歯磨きをしたり、メイクをするときに歯並びの悪さが気になってしまう人もいます。また、進学や就職のときに歯並びが影響するのではないかと心配する人もいるでしょう。
話したり笑ったりしたくない
歯並びに自信がないと、人と話をしたり思いっきり笑うのをためらうようになってしまうことがあります。しゃべるときも歯が見えないように手で隠すクセがついたり、歯を見せないように笑うクセがついてしまったりします。
さらにコミュニケーションを取るのが怖くなり、人と接するのを避けるようになってしまうことも。歯並びが気になって内気になったり性格が変わってしまうことさえあります。

投稿者: COCO DENTAL CLINIC

2023.02.22更新

インビザライン

インビザライン矯正中に頭痛が起きるのは、マウスピースを装着した窮屈感で起こるものではなく、矯正中の食いしばりや筋肉の緊張によるものがほとんどです。


インビザライン中に頭痛が起きる原因
筋緊張性頭痛
筋緊張性頭痛とは首から背中の筋肉が張ってこると、痛みを感じる神経が刺激されて引き起こされる頭痛です。
一時的にズキズキとした痛みを伴い、多くの場合日常生活に支障をきたすような痛みではありません。
原因は長時間同じ姿勢をとっていたり無意識に食いしばりをしていたりなど、筋肉が緊張すると起こります。
また歯並びが悪いと噛む力が歯全体に分散されないため、筋緊張性頭痛を引き起こすことがあります。
特にマウスピース装着中は、噛み込みやすいことに加えて、歯が動くときの痛みによるストレスで無意識に食いしばりをしやすく、筋緊張性頭痛が起きることがあります。
咬合関連症
噛み合わせの悪さが原因で起こる不調を「咬合関連症」と言います。
頭痛や肩こり、腰痛、耳鳴り、めまい、吐き気など、全身のさまざまな不調は、実は噛み合わせが悪いことで起こることがあります。
例えば、歯並びが悪く片側だけで噛む癖がある場合、片側だけ歯がすり減ってしまい、左右の歯の高さに差がでます。
それにより、顔周りの筋肉のバランスが崩れて首や肩の筋肉が緊張しやすくなり、頭痛を始めとする全身にさまざまな不調が生じてしまうのです。
不定愁訴(ふていしゅうそ)
不定愁訴とは、頭痛・肩こり・倦怠感・吐き気など体調が悪いと自覚しているものの、検査をしても病名がわからない状態のことです。
不定愁訴の原因はさまざまで、歯並びが悪かったり、顎関節症を発症したりすると何かしらの体調不要を訴える方もいます。
矯正治療で歯並びや噛み合わせを治すと不定愁訴の症状が改善されることもあります。

インビザラインで頭痛が起こりやすいタイミング
インビザライン矯正中は歯に力がかかったり、一時的に噛み合わせがずれたりすると頭痛を引き起こす可能性があります。
マウスピースを交換したとき
マウスピースを初めて装着したときやマウスピースを交換したばかりは、歯が動くときの痛みに加えて、頭痛を引き起こすことがあります。
ゴムかけを始めたとき
インビザライン矯正では、噛み合わせを整えるために上下の歯の間に「顎間ゴム」と呼ばれるゴムをかけることがあります。
ゴムが縮む力によって矯正力が加わると、歯が動くときの痛みに加えて頭痛が起きる可能性があります。
食いしばりをしているとき
矯正中であっても就寝中や日中に歯ぎしりや食いしばりをしている方は、顎や肩、首などの筋肉に力が入り、筋緊張性頭痛を引き起こすことがあります。
ストレスが大きいとき
頭痛はストレスによって引き起こされることもあります。
インビザライン矯正は治療期間中1日22時間以上マウスピースを装着しなければなりません。
そのため、慣れるまでは精神的にストレスが溜まって頭痛を引き起こしてしまうことがあります。

インビザライン中の頭痛を予防するには
食べるときは左右の歯で噛む
噛み方の癖によって頭痛が引き起こされることもあります。
左右のどちらか片側だけで食べ物を噛むと、歯がすり減ったり片側だけ筋肉がついたりします。
それにより、ゆがみが生じて筋肉の緊張が起きやすくなり、頭痛を引き起こしてしまう可能性があります。食べるときは左右の歯を使って噛むようにすると予防につながります。
上下の歯が触れないように意識する
通常上下の歯が接触している時間は15~20分程度と言われています。
特に日中仕事に集中しているときは、無意識に食いしばりをしていることが多いです。上下の歯が触れないように意識するだけでも予防につながります。

インビザラインで頭痛が改善されることもある
頭痛が起きる原因の多くは首や肩などの筋肉の緊張によるものです。
特にかみ合わせが悪いと首や頭周辺の筋肉に緊張が起こり、頭痛の原因になることがあります。
そのため、インビザライン矯正によって歯並び、かみ合わせが良くなると頭痛が緩和される可能性は大いにあります。
ただ、頭痛はさまざまな原因によって起きるため、インビザライン矯正を行なったからといって必ずしも頭痛が改善されるものではありません。

投稿者: COCO DENTAL CLINIC

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