iGOプラスとは?
2024.12.29更新
インビザラインGo プラスで可能になった矯正治療の進化
インビザラインGo プラスは、透明なマウスピースを用いた矯正治療の一つで、従来のインビザラインGoでは対応できなかった中等度の不正咬合にも適応可能となり、多くの患者様にとって新たな治療選択肢を提供しています。以下にインビザラインGo プラスの特徴や利点、注意点について詳しく解説します。
インビザラインGoとインビザラインGo プラスの違い
インビザラインGo
アライナーの最大枚数:最大20枚
無料の追加アライナー:1回まで
矯正可能な範囲:前歯から奥歯5番まで
インビザラインGo プラス
アライナーの最大枚数:最大26枚
無料の追加アライナー:2回まで
矯正可能な範囲:前歯から奥歯6番まで
インビザラインGo プラスのポイント
より多くのアライナーを使用可能なため、広範囲の矯正が可能。
奥歯の6番まで矯正できることで、中等度の不正咬合にも対応可能。
従来のインビザラインGoと同様、治療期間が比較的短く、費用も抑えられる。
インビザラインGo プラスのメリット
低価格で治療可能
他の矯正治療に比べ費用を抑えつつ、幅広い症例に対応できます。
短い治療期間
重度の矯正が必要な場合よりも、治療期間が短く、患者様の負担を軽減します。
目立ちにくく快適
透明なマウスピースのため、治療中でも見た目を気にすることなく過ごせます。また、ワイヤー矯正と比べ痛みが少ない点も魅力です。
取り外し可能で衛生的
食事や歯磨きの際に取り外しができるため、口腔内を清潔に保ちやすく、虫歯や歯周病のリスクを軽減できます。
シミュレーションで治療後を確認可能
治療前にデジタルシミュレーションで歯並びの変化を確認できるため、治療計画に納得して進められます。
中等度の不正咬合にも対応
インビザラインGoでは対応が難しかった中等度の不正咬合の矯正が可能です。
金属アレルギーの心配がない
マウスピースはプラスチック素材でできているため、金属アレルギーの方でも安心して使用できます。
インビザラインGo プラスのデメリット
保険適用外
インビザラインGo プラスは自由診療のため、治療費は全額自己負担となります。
重度の症例には対応できない
重度の不正咬合や大幅な歯の移動が必要なケースでは、他の矯正方法が必要になる場合があります。
自己管理が求められる
取り外し式のマウスピースは、1日20時間以上の装着が必要です。患者様の自己管理が不十分だと治療効果が得られない場合があります。
虫歯や歯周病のリスク
マウスピース装着中は唾液の循環が妨げられるため、口内が乾燥し、虫歯や歯周病のリスクが高まる可能性があります。定期的な口腔ケアが重要です。
どのような患者に向いているのか?
軽度~中等度の不正咬合がある方
奥歯の6番まで矯正が必要なケースや中等度の不正咬合がある場合、インビザラインGo プラスは効果的です。
短期間で矯正を終えたい方
従来のワイヤー矯正に比べ治療期間が短いことが特徴です。
見た目が気になる方
透明なマウスピースで治療中も目立たないため、接客業や人前に出る仕事の方にも適しています。
金属アレルギーの方
ワイヤー矯正が難しい方でも安心して使用できます。
まとめ
インビザラインGo プラスは、軽度~中等度の不正咬合を対象に、短期間で低価格の矯正治療を提供します。従来のインビザラインGoと比べて矯正範囲や対応可能な症例が広がり、より多くの患者様に適応可能です。ただし、自己管理が必要であり、重度の症例には対応できない場合があるため、治療を検討する際には歯科医師との十分な相談が重要です。
インビザラインGo プラスは、審美性と機能性を兼ね備えた画期的な矯正治療法として、多くの患者様にとって魅力的な選択肢と言えるでしょう。
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