COCOブログ

2025.04.17更新

部分矯正と全体矯正の違い

部分矯正と全体矯正の違いとは?
歯科矯正には「部分矯正」と「全体矯正」の2つの方法があります。
それぞれの特徴を理解することで、自分に適した矯正治療を選ぶ手助けになります。

矯正する歯の範囲
部分矯正では、主に笑ったときに見える範囲の前歯(前から数えて3番目くらいまで)を対象に矯正を行うことが一般的です。
一方、全体矯正は奥歯を含めたすべての歯を動かすことが可能で、見た目の改善だけでなく、噛み合わせの調整にも対応できます。

治療期間の違い
矯正にかかる期間は、歯を動かす範囲や個々の歯の動きやすさによって変わります。
一般的には、部分矯正の方が治療範囲が限られているため、全体矯正に比べて短期間で完了する傾向があります。

部分矯正の特徴
部分矯正とは、その名の通り、特定の歯のみを動かす矯正方法です。
たとえば「前歯だけを整えたい」といった場合に適しています。
ただし、歯を動かすためのスペースを作る必要がある際は、周囲の歯も動かさなければならないケースもあるため、事前の診断とカウンセリングが重要です。

メリット
・治療期間が短い
・費用が抑えられる
・矯正装置がつく範囲が狭く、清掃がしやすい
・発音や食事への影響が少ない

デメリット
・歯の移動範囲に制限がある
・噛み合わせ全体の改善は期待できない

全体矯正(全顎矯正)の特徴
全顎矯正とは、上下すべての歯を対象に行う矯正治療です。
歯並びだけでなく、噛み合わせのバランスまで含めて総合的に整えることができます。

メリット
・歯並びだけでなく、噛み合わせも理想的な形に改善できる
・噛み合わせの不具合による歯への過剰な負担を減らせる
・将来的な歯の破折や虫歯、歯周病の予防につながる

デメリット
・治療範囲が広いため、治療期間が長くなる
・費用が部分矯正より高額になる

まとめ
部分矯正と全体矯正には、それぞれ異なるメリットとデメリットがあります。
「見た目だけ整えたいのか」「噛み合わせまでしっかり改善したいのか」など、ご自身の目的に合わせて選ぶことが大切です。
まずは歯科医師のカウンセリングを受け、自分に合った最適な矯正方法を見つけましょう。

投稿者: COCO DENTAL CLINIC

予防から治療まで
歯のことなら私たちにおまかせください

常に患者様の立場に立った診察・治療を心がけています
少しでも気になる事がございましたら、お気軽にご相談ください

  • 058-320-3055 診療時間 9:00~12:30 / 15:00~20:00
  • bnr_tel_spimg.jpg
  • メールフォームはこちら 24時間受け付けておりますメールフォームはこちら 24時間受け付けております