COCOブログ

2024.02.15更新

部分矯正の期間はどのくらい?

部分矯正にかかる期間
「前歯のみ」の部分矯正は最短3ヶ月、長くても1年程度での治療ができます。
治療期間が3ヶ月で済む場合は、元々の歯並びが比較的キレイな状態の方です。
歯を動かす距離が短く、微調整で整えられる場合は短期間で済みます。
治療期間が1年程度必要な場合は、元々の歯並びが整っていない方です。
歯を動かす距離が大きい場合は、移動させるために時間がかかるため、治療期間が長くなります。

部分矯正は「歯を動かす期間」と「歯を固定する期間」にわかれる
部分矯正は、「歯を動かす期間」と「移動させた歯を固定する期間」にわかれます。

歯を動かす期間
歯を動かす期間は、矯正装置を装着して、実際に歯を動かす期間のことです。
一般的に言われる矯正期間は「歯を動かす期間」を指します。
歯を動かす期間は、さまざまな要因によって差が生まれます。

矯正装置の種類
・患者様の歯の状態
・患者様の年齢
たとえば、矯正装置の種類には、ワイヤー矯正やマイスピース矯正といった装置があります。
仮に全く同じ症状で期間を比べたときは、ワイヤー矯正よりもマウスピース矯正のほうが治療期間が長くなります。
具体的な治療期間に関しては、医師による診察結果をもとに判断されるため、初回相談の際に聞いてみましょう。

保定期間
保定期間とは、動かした歯を特定の場所に固定されるための期間です。
部分矯正で歯を動かしたあとに、何もせず放置していると、元の位置に戻ろうとします。
この現象を「歯の後戻り」といいます。
治療完了直後は、歯周組織が不安定になっているため、歯が動きやすいです。
後戻りを防ぐために、リテーナーと言われる保定装置を使って、歯を固定して後戻りを防ぎます。
保定期間は、1年~2年です。
保定期間の前半(半年~1年)は1日中リテーナーを装着し、後半(1年半~2年目)は1日のうち数時間の装着時間に減らすことができます。
歯が理想とする位置に動いた安心感からリテーナーの装着をサボってしまう方も多いです。
歯並びが整ったからといって油断すると、すぐ元の位置に戻ってしまいます。
保定期間も治療期間中だと考えておくことが大事です。

リテーナーの種類
リテーナーには固定式と可動式があります。
固定式のリテーナーは歯の裏側部分にワイヤーで固定させるタイプの器具です。
後戻りを防ぐ効果は高いですが、自由に取り外しができないため、不便に感じる方もいます。
可動式のリテーナーはワイヤーとプレートで歯に挟むタイプと、透明なマウスピース型があります。
固定式と比べて効果に違いはありませんが、自由に外すことができるため、装着をサボると後戻りが起きやすいです。
自己管理を徹底できる方であれば、可動式のリテーナーのほうが、歯のケアをしっかり行うことができ、虫歯や歯周病予防もおこなえるでしょう。

部分矯正の期間が短い理由
部分矯正の期間が短い理由は、歯の構造にあります。
前歯の根っこは1本、奥歯の根っこは2~4本となっています。
そのため、前歯よりも奥歯のほうが、歯茎の中の根っこ部分が頑丈です。
矯正においては、前歯のほうが動かしやすいため、矯正治療の期間が短くなります。

投稿者: COCO DENTAL CLINIC

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