インビザライン® システムとは、金具やワイヤーを使わず、取り外し可能な透明なマウスピース型の装置を使用して歯並びを治す歯科矯正法です。とても目立たない装置なので、装着しているのを気づかれることはほとんどありません。
使い方は非常にシンプル。薄く透明なマウスピースを一日20時間以上装着し、1~2週間ごとに新しいマウスピース にどんどん交換していくことによって歯をゆっくり移動していきます。
使うマウスピースはすべて最初の段階でまとめて作られますので、頻繁に歯科医院へ通って歯型を取って・・・という必要はありません。
治療効果も世界中の大学や学会で証明済みですので、安心して治療を受けて頂けます。
子供から大人まで、あらゆる年齢に対応できる矯正システムです。
インビザラインの歴史
今まで歯並びの矯正をしたくても、なかなか始められない・・・そのような方が世界中に多く存在しておりました。その最大の要因となっていたのは「目立つワイヤー装置が嫌だから」。
そんな方用に「裏側のワイヤー矯正」というのがずいぶん前に開発されました。非常に良い方法だったのですが、「治療費が通常のワイヤー矯正の2倍かかる」ということもあり、一般的にはハードルの高い治療方法となっておりました。
そんななか、インビザラインは1997年にアメリカで開発され、日本では2005年から正式に発売・導入されました。ワイヤーを使わないという画期的な方法で、世界中の注目を集めました。発売当初はドクターの中でも賛否両論がありましたが、研究や改良を重ねていった結果、新しい治療方法にもかかわらず、インビザラインで矯正治療を受けた方がすでに1200万人を突破しており(2022年2月時点)、今もどんどん増え続けています。これは世界中で支持を受け、医学的に世界中のドクターから信頼を得られている治療法だという証拠です。
発売当初は、ごく限られた症例にしか使用できませんでしたが、毎年のように大幅なバージョンアップを行うことにより、矯正治療を希望される方の8割以上に適用できるようになりました。
現在では、矯正治療の新しいスタンダードになりつつあります。