COCOブログ

2026.01.28更新

歯並びを悪くするお口の癖を改善するトレーニングMFT

MFT(口腔筋機能療法)とは?歯並びの「原因」から治すトレーニング
MFT(Oral Myofunctional Therapy:口腔筋機能療法)とは、歯並びや噛み合わせを悪くしている原因である「舌・唇・頬などの筋肉のバランス」を整えるためのトレーニング療法です。

歯並びは、単に遺伝だけで決まるものではありません。
実は、「舌の位置」や「飲み込み方の癖」、「口呼吸」といった日常の些細な習慣が、歯を内側や外側から押し出し、歯並びを悪化させているケースが非常に多いのです。

MFTを行うことで、これらの悪習癖(悪い癖)を取り除き、矯正治療の効果を最大限に高めると同時に、治療後の「後戻り」を防ぐことができます。

あなたのお子様は大丈夫?MFTが必要となる4つのサイン
以下のような癖や症状がある場合、MFTによる改善が必要です。放っておくと、せっかく矯正治療をしても上手くいかない原因になります。

1. お口ポカン(口呼吸)

テレビを見ている時などに、無意識に口が開いていませんか?
口呼吸は舌の位置を下げ、上顎の成長を妨げます。MFTで唇を閉じる力(口輪筋)を鍛え、鼻呼吸を習慣化させる必要があります。

2. 舌の癖(舌突出癖・異常嚥下癖)

飲み込む時に舌を前に突き出したり、話す時に舌足らずな発音になったりする場合です。
舌が前歯を裏側から押し続けることで、「出っ歯」や「開咬(前歯が噛み合わない)」の原因になります。

3. 指しゃぶり・爪噛み

3歳〜4歳を過ぎても指しゃぶりが続くと、指の力で前歯が変形してしまいます。MFTで口周りの筋肉を正しく使うことを覚え、指への依存を減らしていきます。

4. 舌小帯(ぜつしょうたい)が短い

舌の裏にあるヒダ(舌小帯)が短く、舌を上に持ち上げられない状態です。MFTで舌を動かす練習を行い、可動域を広げます(場合によっては切除手術と併用します)。

MFTを行う5つのメリット
MFTは単なる筋トレではありません。お口の機能を高めることで、全身の健康にも良い影響を与えます。

矯正治療がスムーズに進む・後戻りを防ぐ
歯を動かす妨げになっていた「筋肉の圧力」を取り除くことで、矯正期間が短縮され、治療後も綺麗な歯並びをキープしやすくなります。

風邪を引きにくい体になる(鼻呼吸の効果)
口呼吸から鼻呼吸に変わることで、ウイルスや細菌が直接喉に入るのを防ぎ、免疫力が向上します。

顔つきが引き締まる
口周りの筋肉(表情筋)が鍛えられるため、口角が上がり、フェイスラインがスッキリとした「良い顔貌」に成長します。

食事の所作がキレイになる
クチャクチャと音を立てて食べる癖(咀嚼機能の乱れ)が治り、正しい飲み込み方が身につきます。

発音がハッキリする
舌が正しい位置で動くようになるため、サ行やタ行などの発音が明瞭になります。

MFTのデメリット・注意点
毎日の継続が必要
MFTは「筋トレ」と同じです。数回やっただけでは効果が出ません。ご自宅で毎日コツコツ続ける必要があります。

親御さんのサポートが不可欠
特にお子様の場合、一人で続けるのは難しいものです。親子で楽しく取り組めるよう、励ましと確認が必要です。

即効性はない
筋肉の使い方が変わり、歯並びに影響が出るまでには数ヶ月〜年単位の時間が必要です。

お家でできる!MFTのトレーニング方法(一例)
当院で指導しているトレーニングの一部をご紹介します。
※実際には、患者様のお口の状態に合わせて最適なメニューを指導します。

1. スポットポジション(舌の基本位置)

舌の先を、上の前歯の少し後ろにある膨らみ(スポット)に当てます。
口を閉じている時は、常に舌がここにあるのが「正解」です。

2. ポッピング(舌の吸い上げ)

舌全体を上顎に吸い付け、口を大きく開けながら「ポンッ!」と音を鳴らします。舌を持ち上げる力を鍛えます。

3. ボタンプル(唇の筋トレ)

大きめのボタンに紐を通し、唇と歯の間にボタンを挟みます。
紐を手で引っ張り、ボタンが口から飛び出さないように唇の力だけで堪えます。

4. スラープ&スワロー(正しい飲み込み)

水を口に含み、奥歯を噛み合わせ、舌をスポットにつけたまま「ゴックン」と飲み込みます。舌を前に出さずに飲み込む練習です。

まとめ:一生モノの「正しいお口の機能」を
MFTは、見た目の歯並びだけでなく、「呼吸」「食事」「発音」といった、生きていく上で欠かせない機能を育てる治療です。

「矯正をしたのに後戻りしてしまった」
「子供の口がいつも開いているのが気になる」

そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。
当院では、矯正治療と並行して、スタッフが楽しく分かりやすくMFTの指導を行っています。

投稿者: COCO DENTAL CLINIC

2026.01.21更新

プレオルソはいつから?「6歳前後」がベストな理由

プレオルソ矯正の推奨年齢は、永久歯が生え変わり始める「5歳~10歳頃(混合歯列期)」です。
特に、前歯の生え変わりが始まる「6歳前後」にスタートするのが、最も効果的で負担が少ないと言われています。

なぜ「10歳まで」なのか?

10歳を過ぎると、顎の骨が固まり始め、永久歯が生え揃ってしまうため、プレオルソ(マウスピース)だけで骨格を広げることが難しくなります。

受け口(反対咬合): 3歳〜5歳から早期相談が推奨されます。

出っ歯・ガタガタ: 6歳〜8歳頃の開始が黄金期です。

「もう遅いかな?」と思っても、成長には個人差があります。岐阜の当院では、お子様の歯年齢(レントゲンでの骨の成長具合)を見て判断しますので、まずは一度ご相談ください。

失敗しないために!プレオルソ矯正 5つの注意点とコツ
プレオルソは「魔法の装置」ではありません。治療を成功させるためには、正しい使い方と親御さんのサポートが不可欠です。

1. 装着時間(日中1時間+就寝時)を守る

プレオルソ最大の特徴は「学校に着けていかなくていい」ことですが、その分、家にいる時間は確実に装着する必要があります。「宿題の時間」「テレビの時間」など、毎日のルーティンに組み込むことが成功の秘訣です。

2. 「お口のトレーニング(MFT)」をサボらない

ただ装置を入れるだけでは効果が半減します。当院で指導する「あいうべ体操」などのMFT(口腔筋機能療法)を併用することで、舌の筋肉が鍛えられ、後戻りのしない綺麗な歯並びが手に入ります。

3. 虫歯リスクは低いが、ケアは必須

取り外しができるプレオルソは、ワイヤー矯正に比べて格段に虫歯になりにくいです。しかし、装置自体が汚れていては意味がありません。毎日の洗浄と、装着前の丁寧な歯磨きを習慣化しましょう。

4. 定期通院(1〜2ヶ月に1回)

「痛くないから大丈夫」と自己判断で通院を止めると、顎の成長に合わせて装置が合わなくなっていることに気づけません。岐阜市の当院では、通院のたびに装置の調整と、お子様のモチベーションアップを行っています。

5. 「将来のワイヤー矯正」の可能性

プレオルソは「土台(顎)」を整える治療です。9割程度は綺麗になりますが、細かな歯のねじれなどを完璧に治すために、高学年になってから短期間のワイヤー矯正(2期治療)が必要になるケースもあります。
※ただし、その場合でも抜歯のリスクは激減し、ワイヤーの期間や費用も大幅に抑えられます。

まとめ:岐阜で「一生モノの笑顔」をプレゼントしませんか?
プレオルソは、お子様の成長する力を利用して、無理なく自然な歯並びへと導く、非常に理にかなった治療法です。

・学校でバレずに矯正ができる

・痛みが少なく、子供が嫌がらない

・将来、健康な歯を抜くリスクを減らせる

・費用が抑えられる

歯並びは、見た目だけの問題ではありません。「しっかり噛めること」「鼻で呼吸ができること」は、お子様の脳の発達、運動能力、風邪への抵抗力に直結します。

「うちの子にはプレオルソが向いているのかな?」
「費用や期間は具体的にどれくらい?」

そんな疑問をお持ちの岐阜エリアの親御様。
お子様の成長は待ってくれません。最適なタイミングを逃さないためにも、まずは当院で、未来の健康についてお話ししましょう。

投稿者: COCO DENTAL CLINIC

2026.01.14更新

小児矯正プレオルソとは?始める前に知っておきたいこと

プレオルソ矯正とは、永久歯に生え変わる時期(5歳~10歳頃)のお子様を対象とした、マウスピース型の矯正治療法です。

最大の特徴は、インビザラインなどの本格的な矯正とは異なり、「学校へ着けていく必要がない」こと。
柔らかい素材のマウスピースを、「日中の1時間」と「就寝時」に装着するだけで、顎の骨格を整え、正しい歯並びへと導きます。

従来のワイヤー矯正のように「痛い」「目立つ」「歯磨きが大変」という負担がないため、お子様が嫌がらずに続けやすい治療法として、今多くの親御さんに選ばれています。

5歳~10歳が「ゴールデンタイム」である理由

プレオルソは、単に歯を動かすのではなく、「お子様の顎の成長」を利用して治療を行います。顎の骨が柔らかく、成長発育が活発なこの時期に開始することで、将来的に健康な歯を抜くような大掛かりな矯正(2期治療)のリスクを大幅に減らすことができます。

プレオルソ矯正の4つの効果|歯並びだけじゃない!
プレオルソは、歯並びを悪くしている根本原因(舌の癖や口周りの筋肉)にアプローチするため、見た目以外の健康面でも多くのメリットがあります。

1. 歯並び・噛み合わせの改善

出っ歯、受け口(反対咬合)、ガタガタの歯(叢生)を改善します。歯が綺麗に並ぶための「顎のスペース」を広げることで、将来生えてくる永久歯が正しい位置に収まるよう誘導します。

2. 「お口ポカン(口呼吸)」を治して集中力アップ

プレオルソは装着するだけで自然と口が閉じ、鼻呼吸ができるように設計されています。
口呼吸から鼻呼吸に変わることで、脳に十分な酸素が行き渡り**「集中力の向上」や「睡眠の質の改善」が期待できます。また、喉の乾燥を防ぐことで風邪をひきにくい体を作ります。

3. 正しい発音と飲み込み方の習得

舌の位置を正しい場所(上顎)に固定するトレーニング効果があります。これにより、発音が明瞭になったり、クチャクチャ食べなどの悪い飲み込み癖が改善されたりします。

4. 姿勢や顔つき(顔貌)の改善

口周りの筋肉バランスが整うことで、顎の形が整い、引き締まった口元になります。また、お口と全身は繋がっているため、猫背などの姿勢改善にも良い影響を与えます。

プレオルソのメリット・デメリット
ワイヤー矯正や他のマウスピース矯正と比較した際の、メリットとデメリットを正直にお伝えします。

【メリット】親御さんに選ばれる5つの理由

・痛みがほとんどない
金属のワイヤーを使わず、柔らかいシリコン素材を使用しているため、口の中を切る心配や、締め付けられるような強い痛みがありません。

・学校での紛失・見た目の心配がない
「家にいる時」だけの装着なので、学校で友達にからかわれる心配や、給食の時に外して失くしてしまうリスクがありません。

・取り外し可能で虫歯になりにくい
食事や歯磨きの際は取り外せるため、お口の中を常に清潔に保てます。

・費用がリーズナブル
既製品のマウスピースを使用するため、オーダーメイドのインビザラインやワイヤー矯正と比較して、治療費用を安く抑えることができます。

・後戻りしにくい
歯並びを悪くする「原因(癖)」から治すため、治療終了後も綺麗な歯並びが安定しやすいです。

【デメリット】知っておいてほしい注意点

・毎日装着しないと効果が出ない
取り外しができる分、お子様自身が「着けない」を選択できてしまいます。効果を出すには、保護者の方の声掛けと協力が不可欠です。

・適応できない症例もある
顎のズレが大きすぎる場合や、完全に永久歯が生え揃った後の治療には向かない場合があります。

・鼻詰まりがひどいと装着が難しい
鼻呼吸を促す装置であるため、重度の鼻炎などで鼻が詰まっていると、苦しくて装着できない場合があります(耳鼻科との連携が必要なことがあります)。

まとめ:親子で二人三脚!楽しく続けるために
プレオルソ矯正は、お子様の将来の「笑顔」と「健康」を守るための、負担の少ない治療法です。
成功のカギは、「毎日楽しく続けること」。

当院では、お子様がモチベーションを保てるよう、スタッフ全員で優しくサポートいたします。「うちの子の歯並び、プレオルソで治るかな?」と思われたら、成長のタイミングを逃す前に、ぜひ一度ご相談ください。

投稿者: COCO DENTAL CLINIC

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