COCOブログ

2026.04.23更新

小児矯正「インビザファースト」と「床矯正」の違いは?

お子様の歯並びや虫歯のチェックで歯科医院を訪れた際、「顎が小さいので、大人の歯が並ぶスペースがありません。まずは顎を広げる治療(1期治療)を始めましょう」と言われた親御さん。
いざ小児矯正を検討し始めると、治療法として「昔ながらの床矯正(しょうきょうせい)」と「最新のインビザライン・ファースト」の2つが出てきて、「一体どちらを選べばいいの?」と迷われていませんか?
「どちらも顎を広げるための装置なら、費用が安い方でいいの?」 「子供が嫌がらずに続けられるのはどっち?」
今回は、岐阜で多くの小児矯正を手がける当院が、この2つの矯正装置の決定的な違い、メリット・デメリット、そして後悔しない選び方について分かりやすく解説します。

1. 床矯正(しょうきょうせい)とは?
床矯正は、数十年前から日本の小児矯正で広く使われてきた実績のある治療法です。入れ歯のようなプラスチックのプレート(床)にワイヤーとネジがついた、取り外し式の装置を使用します。
親御さんが週に数回、装置の中央にあるネジを専用の器具で回すことで、装置の幅を少しずつ広げます。その広がる力を使って、お子様の顎の骨を側方へ押し広げていく仕組みです。
【メリット】
• 昔からある治療法のため多くの歯科医院で対応しており、費用が比較的安価(約30万〜40万円台)に抑えられます。
• 学校に行く時は外し、家にいる時と寝る時だけ装着するルールにするなど、時間調整がしやすい場合があります。
【デメリット】
• あくまで「顎の横幅を広げるだけ」の装置なので、歯の細かな向きやねじれ(配列)までは綺麗に整えられません。
• ネジを回して装置を広げた直後は、歯が強く押されるため「痛い!」と訴えるお子様が多く、装着を嫌がる原因になりやすいです。
• 装置が分厚く、喋りにくさや違和感が強いため、挫折してしまうリスクがあります。

2. インビザライン・ファーストとは?
インビザライン・ファーストは、成長期のお子様(6歳〜10歳頃の混合歯列期)のために特別に開発された、透明なマウスピース型の矯正装置です。お口のデータを3Dスキャンして作られたマウスピースを、1〜2週間ごとに新しいものへ交換しながら治療を進めます。
【メリット】
• 床矯正との最大の違いは、「顎を広げること」と「歯を1本1本綺麗に並べること」を同時進行で行える点です。
• コンピューターで計算されたごくわずかな力で持続的に歯を動かすため、床矯正のような強い痛みがほとんどありません。
• 装置が薄くて滑らかなので、お口の中を傷つけず、喋りにくさも最小限で済みます。
• 1期治療の段階で歯並びが劇的に綺麗になるため、中学生以降の2期治療(ワイヤーを使った本格矯正)が不要になる、あるいは非常に簡単な治療で済むケースが多いです。
【デメリット】
• 床矯正に比べて費用が高め(約40万〜60万円台)に設定されている医院が多いです。
• 1日20時間以上の装着が必要なため、学校の給食や体育の時間以外はずっと着けておかなければならず、お子様自身の自己管理(と親御さんの声かけサポート)が必須となります。

3. 結局、どっちを選ぶべき?判断のポイント
結論から言えば、「お子様の痛みの少なさ」と「最終的な歯並びの美しさ(精密さ)」を重視するなら、圧倒的にインビザライン・ファーストがおすすめです。
一見すると床矯正の方が費用が安く見えますが、実は落とし穴があります。床矯正で顎を広げた後、どうしても前歯のガタガタや隙間が残り、それを治すために中学生になってから高額なワイヤー矯正(2期治療)を追加することになれば、トータルの費用や期間はインビザライン・ファーストよりもかえって高くついてしまうケースが多々あるのです。

4. まとめ:迷ったら、まずはシミュレーションを
「うちの子の性格なら、どちらの装置が続けられるだろう?」 「今の歯並びの状態だと、どちらが適しているの?」
ネットの情報だけで判断するのは非常に困難です。まずは当院の無料カウンセリングへお越しください。 当院では、お口の中を3Dスキャナーで撮影し、お子様の顎の小ささの度合いやご家庭のライフスタイルを総合的に判断した上で、一番無理なく確実に結果が出る治療法をご提案いたします。大切なお子様の一生モノの笑顔を作るために、一緒に最適な方法を考えましょう。

投稿者: COCO DENTAL CLINIC

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