COCOブログ

2026.03.19更新

乳歯が抜けないのに大人の歯が後ろから生えてきた!「二重歯列」の原因とすぐ抜歯すべきかの判断基準

「仕上げ磨きをしていたら、乳歯の後ろから大人の歯が顔を出している!」 「サメの歯のように、歯が2列になって生えてきている!」
ある日突然お子様の口の中に「二重歯列」を発見し、パニックになって検索された親御さんも多いのではないでしょうか。「このままでは歯並びがガタガタになってしまう」「すぐに乳歯を抜かないとヤバいのでは?」と焦りますよね。
ご安心ください。これは下の前歯の生え変わり時期(5歳〜7歳頃)に非常によく見られるトラブルです。今回は、なぜ二重に歯が生えてくるのか、そして「今すぐ抜歯すべきか、少し待つべきか」の判断基準について解説します。

1. なぜ乳歯が抜ける前に大人の歯が生えてくるの?
本来、大人の歯(永久歯)は、乳歯の真下から根っこを溶かしながら押し上げるように生えてきます。根っこが溶けた乳歯はグラグラになり、ポロリと抜けて永久歯と入れ替わります。
しかし、大人の歯が生えてくる「位置」がズレていたり、顎が小さくて大人の歯が並ぶ「スペース(隙間)」が足りなかったりすると、乳歯の根っこがうまく溶けません。 その結果、乳歯が居座ったまま、行き場を失った大人の歯が内側(舌側)へズレて生えてきてしまい、「2枚歯(二重歯列)」になってしまうのです。現代の子供たちは顎が小さく細い傾向にあるため、このトラブルが急増しています。

2. 今すぐ抜歯するべき?それとも様子見?
「早く抜いてあげなきゃ!」と焦るかもしれませんが、状況によっては急いで抜歯しなくても良いケースがあります。
【様子を見て良いケース】
乳歯がすでにかなりグラグラしている場合: 指で触って大きく揺れるようであれば、数週間以内に自然に抜ける可能性が高いです。乳歯が抜ければ、内側から生えてきた大人の歯は、舌の力(前に押す力)によって自然と正しい位置に押し出されて並ぶことが多いです。
【すぐに歯科医院で抜歯すべきケース】
乳歯が全く揺れていない(ビクともしない)場合: いつまでも乳歯が残っていると、大人の歯が内側に固定されてしまい、歯並びが悪化します。
大人の歯がすでに半分以上生えてしまっている場合: 大人の歯が大きく成長しているのに乳歯が抜けない場合は、歯科医院で麻酔をして安全に抜歯をサポートしてあげる必要があります。
痛がっている、歯磨きができず汚れが溜まっている場合: 二重になっている部分は歯ブラシが届きにくく、生えたての大人の歯がすぐに虫歯になってしまう危険があります。

3. 【重要】二重歯列は「顎が小さい」というSOSサイン!
乳歯を抜いて無事に大人の歯が並んだとしても、安心してはいけません。 二重歯列になったということは、「大人の歯が綺麗に並ぶための『顎のスペース』が圧倒的に足りていない」という体からのSOSサインです。
一番細い「下の前歯」ですら真っ直ぐ生えるスペースがないのであれば、今後生えてくる大きな「奥歯」や「上の前歯」は、さらに行き場を失ってガタガタ(叢生:そうせい)や八重歯になってしまいます。

まとめ:岐阜で生え変わりのトラブルにお悩みなら
乳歯の後ろから大人の歯が生えてきたら、まずは慌てずに、乳歯のグラグラ度合いを確認してください。「抜くべきか判断できない」「今後の歯並びが心配」という場合は、すぐに当院へお越しください。
岐阜の当院では、お子様の痛みや恐怖心に配慮した痛みの少ない抜歯はもちろん、今後の顎の成長スペースを診断する「小児矯正の無料相談」も行っています。全ての大人の歯が綺麗に並ぶ土台作りをサポートいたします。

投稿者: COCO DENTAL CLINIC

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