
「乳歯が抜けてからもう半年以上経つのに、大人の歯が生えてこない」 「お友達はみんな前歯が大人の歯になっているのに、うちの子だけ歯抜けのまま…」
子供の歯の生え変わり時期は個人差が大きいと頭では分かっていても、いつまでも隙間が空いたままだと不安になりますよね。「このまま一生生えてこなかったらどうしよう」と心配されている親御さんも多いはずです。
乳歯が抜けてから大人の歯が生えてくるまでには、通常1〜3ヶ月程度の時間がかかります。しかし、「半年以上経っても生えてこない」「左右のどちらか片方だけが生えてこない」といった場合は、歯茎の中で何らかの異常が起きている可能性があります。
今回は、大人の歯がなかなか生えてこない時に考えられる3つの原因と、歯科医院で行うべき検査について解説します。
大人の歯が生えてこない3つの原因
1. 歯茎(粘膜)が分厚くて突き破れない
実は非常に多いのがこのケースです。大人の歯は下から生えようとしているのに、上の歯茎の肉が分厚く硬いために、自力で突き破れずにくすぶっている状態です。
【解決策】 レーザーやメスで歯茎を少しだけ切開(開窓:かいそう)して、歯の頭を出してあげることで、その後はスムーズに生えてきます。
2. 顎の骨に埋まったまま迷子になっている(埋伏歯)
大人の歯が顎の骨の中で横を向いてしまったり、斜めに傾いたりして、正しいルートで生えてこられなくなっている状態です。これを「埋伏歯(まいふくし)」と呼びます。放置すると、隣の健康な歯の根っこを溶かしてしまったり、歯並び全体が大きく崩れたりする原因になります。
【解決策】 矯正装置を使って、埋まっている歯にボタンをつけ、正しい位置までゆっくりと引っ張り上げる治療(牽引:けんいん)が必要になります。
3. そもそも大人の歯の種が存在しない(先天性欠如)
大人の歯の元となる「歯胚(しはい)」が、生まれつき顎の骨の中に存在しない状態です。これを「先天性欠如(せんてんせいけつじょ)」と呼び、実は「10人に1人の子供」に見られると言われるほど、決して珍しいことではありません。
【解決策】 大人の歯がないと分かった場合は、「両隣の歯を寄せて隙間を閉じる矯正」を行うか、「大人になるまでスペースを維持し、将来インプラントやブリッジを入れる」といった長期的な治療計画を立てる必要があります。
※その他にも、過剰歯(余分な歯)や歯牙腫(小さな歯の塊)が邪魔をして生えてこられないケースもあります。
見えない顎の中は「パノラマレントゲン」で全て分かる!
「うちの子はどのパターンなの?」と外から口の中を覗き込んでも、歯茎の下の様子は絶対に分かりません。
大人の歯が生えてこない不安を解決する唯一の方法は、歯科医院で「パノラマレントゲン(お口全体のレントゲン写真)」を撮ることです。 レントゲンを1枚撮るだけで、大人の歯がどこにあるのか、どんな向きをしているのか、そもそも存在するのかが、一目でハッキリと分かります。
まとめ:岐阜県で子供の歯の生え変わりが心配な方へ
「生えてこないな?」と悩みながらただ待つだけの時間は、親御さんにとって非常にストレスフルなものです。また、埋伏歯などの異常があった場合、発見が遅れるほど治療の難易度は上がってしまいます。
目安として「乳歯が抜けてから半年以上、大人の歯が見えない」場合は、一度岐阜の当院へお越しください。レントゲン撮影は痛みも全くなく、数分で終わります。「大人の歯はちゃんと下で待機していますよ、もう少し待ちましょうね」という結果であれば、それだけで安心して夜眠れるはずです。 手遅れになる前に、まずはお気軽に現状確認にいらしてください。











