
― 成長期のお子さまのために開発されたマウスピース矯正 ―
インビザライン・ファーストは、乳歯と永久歯が混ざっている「混合歯列期(およそ6〜12歳)」のお子さま専用に作られたマウスピース矯正です。
透明で目立ちにくいアライナーを1日20時間以上装着し、1〜2週間ごとに交換しながら歯並び・噛み合わせを整えていきます。
従来の小児矯正では、「まず顎を広げる治療」「その後に歯を移動する治療」と段階に分ける必要がありました。
しかしインビザライン・ファーストでは、顎の成長を促しながら歯並びも同時に整えることが可能です。
そのため
・治療期間の短縮
・費用負担の軽減
が期待でき、より始めやすい小児矯正といえます。
インビザライン・ファーストのメリット
1. 透明で目立ちにくい
アライナーは透明で薄いため、装着していてもほとんど気づかれません。
「矯正をしていることを友達に知られたくない」というお子さまでも取り組みやすい治療です。
2. 衛生的で毎日のケアがしやすい
食事や歯磨きの際に簡単に取り外せるので、装置に食べ物が挟まる心配がありません。
普段通りに食事・歯磨きができ、虫歯や歯肉炎のリスクを減らせるのも大きなメリットです。
3. 痛みや違和感が少ない
段階的にアライナーを交換しながら歯を動かすため、急激な痛みがありません。
また金属を使わないため、口の中が傷つく心配も少ない治療法です。
4. 指しゃぶり・舌癖などの悪習癖を改善しやすい
長時間アライナーを装着するため、
・指しゃぶり
・舌で歯を押す癖
など、歯並びに悪影響を与える習癖を改善しやすい特徴があります。
5. 永久歯が正しく生えるためのスペースが確保できる
乳歯の時期から顎の成長をコントロールできるため、永久歯がきれいに並ぶためのスペース作りが可能です。
結果として、将来の本格矯正で
・抜歯を避けられる
・外科矯正を回避できる
可能性が高まります。
6. 金属アレルギーの心配がない
プラスチックのアライナーを使用するため、金属アレルギーのお子さまも安心して治療を受けられます。
インビザライン・ファーストのデメリット
1. 装着時間を守らないと効果が出にくい
1日20時間以上の装着が必須です。
時間が短いと計画通りに歯が動かず、治療期間が延びることがあります。
保護者のサポートも非常に大切です。
2. マウスピースの管理が必要
取り外せる利点がある一方、
・外したまま紛失
・洗浄を忘れて汚れが溜まる
といったトラブルにつながることも。
失くした場合は再製作に2週間〜1ヶ月必要です。
3. 対応できない症例がある
・顎の骨格に大きなズレがある
・歯のねじれが強い
などの場合は、ワイヤー矯正や外科治療が必要なケースもあります。
また、始められる時期は歯の生え具合により異なるため、事前の診断が必須です。
4. 発音がしにくくなることがある
装着直後はサ行・タ行・ナ行・ラ行などが話しづらい場合がありますが、
多くは1ヶ月ほどで慣れ、自然に発音できるようになります。
インビザライン・ファーストは「早期から始められる未来の矯正」
インビザライン・ファーストは、ただ歯を並べるだけでなく
顎の成長を整え、永久歯が生える土台をつくる治療です。
「こどものうちにやっておくことで将来の負担を減らせる」
という点で、保護者の方から高い評価をいただいています。
「うちの子に合うのかな?」
「何歳から始められるの?」
といった疑問があれば、どうぞお気軽にご相談ください。
成長段階に合わせた最適な治療をご提案いたします。











