
目立たずに歯並びを整えられる「インビザライン・ファースト」。乳歯と永久歯が混ざった時期(混合歯列期)のお子様向けとして人気ですが、保護者の方が一番気になるのは「一体、どのくらいの期間かかるの?」という点ではないでしょうか。
今回は、一般的な治療期間の目安と、期間が延びてしまう原因、そして最短で治療を終えるためのポイントを詳しく解説します。
1. 治療期間の目安は「半年〜1年半」
インビザライン・ファーストの治療期間は、一般的に6ヶ月から18ヶ月(1年半)程度とされています。
ただし、これはあくまでスムーズに進んだ場合の目安です。インビザライン・ファーストは「第1期治療(永久歯が生え揃う前の土台作り)」に位置づけられており、以下の要因で期間が前後します。
歯並びの状態: ガタつきが強かったり、顎のズレが大きかったりする場合は1年以上かかる傾向があります。
顎の成長スピード: お子様の成長には個人差があるため、骨格の変化に合わせて計画を調整することがあります。
マウスピースの使用状況: 装着時間が短いと、その分治療は長引いてしまいます。
2. 治療期間が長引いてしまう「4つの理由」
予定よりも治療が延びてしまう場合、そこにはいくつかの共通した原因があります。
装着時間が足りない: インビザラインは「1日20時間以上」の装着がルールです。学校や外出先で外す時間が長くなると、歯が計画通りに動かず、トータルの期間が延びてしまいます。
マウスピースの紛失や破損: 紛失して再製作が必要になると、新しいマウスピースが届くまで治療がストップしてしまいます。特に給食時や旅行中のトラブルには注意が必要です。
歯の生え変わりのイレギュラー: 乳歯が抜けるタイミングや永久歯が生えてくる位置が予想と異なると、治療計画の修正が必要になることがあります。
定期検診の間隔が空いてしまう: 歯医者さんによるチェックが遅れると、小さなズレが大きな遅れにつながることも。決められた通院ペースを守ることが大切です。
3. 治療をスムーズに終わらせるための「3つのサポート」
お子様が一人で治療を完璧にこなすのは難しいものです。保護者の方のちょっとしたサポートが、最短ゴールへの近道になります。
① 「ルーティン化」で装着時間を守る
「朝起きたらすぐつける」「食事の後は歯磨きをしてすぐ戻す」といった具合に、生活リズムの中に組み込んでしまいましょう。お子様が自分で意識できるよう、スマホのアラームやカレンダーを活用するのも効果的です。
② ポジティブな声掛けでモチベーションを維持
「今日もちゃんとつけられたね!」「少しずつ歯が並んできたね」といった前向きな言葉が、お子様のやる気に繋がります。保護者とお子様が「一緒に頑張るチーム」のような意識を持つことが、治療成功の秘訣です。
③ 正しい装着とお手入れのチェック
マウスピースが浮いた状態でつけていると、矯正効果が半減してしまいます。しっかり奥までハマっているか、汚れが溜まっていないかなど、1日の終わりに保護者の方が一度確認してあげると安心です。
まとめ:ベストな期間で理想の歯並びへ
インビザライン・ファーストは、見た目のストレスが少ない分、自己管理が重要になる治療法です。期間には個人差がありますが、歯医者さんとしっかり連携し、日々の装着習慣を大切にすることで、効率よく治療を進めることができます。
「うちの子のケースではどのくらいかかりそう?」と疑問に思ったら、まずは歯医者さんでシミュレーションを含めたカウンセリングを受けてみるのが一番の近道です。











