COCOブログ

2022.12.14更新

インビザラインの種類

インビザラインは複数の種類があり、大きく分けると4種類くらいに分かれます。すべての歯科医院や歯科医師がすべての種類のインビザラインを使いこなしているわけじゃなく、歯科医師によってはこの種類のインビザラインしか使わないという人もいたり、このインビザラインはシステム上使えないといったものもあります。

インビザライン・コンプリヘンシブパッケージ
まずはインビザライン・コンプリヘンシブパッケージです、昔はインビザライン・フルと呼ばれていたものです、これはその名の通り全体的な矯正に使用するパッケージです。
このパッケージでは歯牙移動の制限などがなく、前歯から奥歯まですべての歯を移動させることができます。
奥歯の移動ができるということは噛み合わせやA-P関係(歯の前後的な関係)も治療することができます。
噛み合わせの悪い歯を治したり、出っ歯や反対咬合、開口なども治療することができるため多くの歯科医院で採用されています。
しかも追加アライナーは5年間であれば無制限に発注することができるので大きな移動が終わった後、細かい治療まで思う存分行うことができます。後述しますが、後々のアライナーのオプションでは追加回数に制限があります。
制限がある場合、万が一当初の治療計画どおりにいかなかった時など、追加修正できなくなる可能性があるので歯の移動にある程度の制約がかかると言わざるをえません。

インビザライン・ライトパッケージ
インビザライン・ライトはインビザライン矯正を行う患者の中でも比較的簡単な症例で使用されます。
全体的に動かせる歯牙の位置はインビザラインフルと変わりませんが、ステージ数が上限14までしかなく、追加も2回までしかできないので症例によってかなり適応が限られます。また追加できる可能年数は2年間と限定されています。
隙間がある歯を閉じたり、かんたんな叢生(でこぼこ)であれば治療ができますが、中程度~重度の症例は治すことができません。
A-P関係を改善させるのも可能ではありますが現実的には難しいでしょう。このあたりは矯正医の診断によるものなので、一度歯並びを診てみてもらいしっかりと診断してもらう必要があるでしょう。

インビザライン・エクスプレスパッケージ
これはかなり症例が限定されるパッケージです。ステージ数は7までで追加も1回しかできません。
適応症例としては、矯正後の後戻りを治したり、MTM(1、2本程度の少ない歯の移動)を行う時に使用されます。

インビザラインGO
他のインビザラインシステムと少し違っていて、こちらは動かせる歯牙が前歯部のみと限局しています。
前歯だけなので、奥歯は動かすことができず噛み合わせは変えられないのですがその分前歯の歯並びの治療に特化することにより手軽で短期間で治すことができます。費用も他のインビザラインに比べて安く済ませることができるシステムです。

投稿者: COCO DENTAL CLINIC

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